2012年に発売する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)からサービスを始める。
例えばEVやPHVの電池残量が少ない場合、充電をうながす情報を車の「つぶやき」としてユーザーに発信する。ディーラーとユーザーのコミュニケーションツールとしても活用できる。トヨタの豊田章男社長は車、ユーザー、販売店、メーカーなどが新しいツールを介してつながれるようにし、未来のモビリティ社会を構築したいと語った。
セールスフォースはクラウドコンピューティングの世界大手。トヨタとの提携に伴って、トヨタのソフト開発子会社「トヨタメディアサービス」(名古屋市)に2億2300万円を出資する。
トヨタは4月、米マイクロソフト(MS)とも次世代の自動車用情報通信サービス(テレマティクス)で提携した。MSの情報技術を活用して自動車のIT化を進める。住宅や車などをITでつなぎ、日々の消費電力を統合的にコントロールできるエネルギー管理システムの普及を目指しており、トヨタはMS、セールスフォース、それぞれの特長を生かしながら、ビジネスを創出していく考え。
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