Sony Ericssonは3月29日、Xperiaシリーズの2011年モデルの一部について、ブートローダーのロックを解除できるようにすると明らかにした。
この措置は今春中に実施する予定で、開発者は安全かつ合法的にブートローダーのロックを解除できるようになるとしている。
対象となるのはXperia arc、neo、pro、PLAYの、一定条件を満たした端末。例えばSIMロックのかかった端末は対象外だ。自分の端末がブートローダーをロック解除できるかどうか確認するには、端末をAndroid SDKのFastbootツールに接続する。接続できれば解除は可能だ。ただしXperia X10など以前のモデルについては、技術的、法的な理由からロック解除は不可という。
Sony Ericssonは、ブートローダーのロックを解除した場合は保証が無効になること、カスタムROMを使った場合に一部機能が停止したりパフォーマンスが落ちる可能性があることなどについて注意を促している。また、解除は「技術とリスクを十分理解している上級開発者」のみ行うよう勧めている。
同社は今回の決定について、Android開発者コミュニティーからの要望を受けてのものだとしている。これまでは、安全な方法がなかったことや、キャリアなどのパートナーとの契約に違反することから、ロック解除を認めなかったという。
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