Appsの3つの新機能を発表した。企業によるAndroid端末採用を促進する狙いのこれらの機能は、ビジネス版と教育版のGoogle Appsで利用できる。
まず、昨年10月に公開したAndroidアプリ「Google Apps Device Policy」をアップデートし、紛失したり盗まれたりした端末を、PCの「My Devices」ページ上の地図で表示し、リモートで着信音を
鳴らしたり、PIN(Personal Identification Number)やパスワードを変更できるようにした。Android 2.2以上に対応。
次に、Google Appsの管理者用ダッシュボードからリモートで端末のデータを暗号化する機能を、Android 3.0(コードネーム:Honeycomb)搭載タブレットにも適用できるようにし
た。
また、Android端末から同僚への連絡を簡易化するAndroidアプリ「Google Apps
Lookup」をリリースした。同アプリはGoogle Appsの連絡先と連係しており、ユーザーがアプリの検索枠に同僚の名前かメールアドレスを入力するとその同僚の電話番号やメールアドレスの一覧が表示され、タップするだけで電話をかけたりメールを作成できる。同アプリはAndroid 2.1以上に対応する。
米調査会社IDCによると、スマートフォンの出荷台数は2010年第4四半期にPCを超えた。企業によるスマートフォンの利用も拡大しており、セキュリティやコンプライアンスの強化が求められている。
0 件のコメント:
コメントを投稿