IBMは米国時間の4月12日、「Smarter Commerce」構想の具体的な製品やサービスを初めて明らかにした。同社は先月、「Smarter Commerce」構想を正式発表したばかり。Smarter Commerceは、「調達」「マーケティング」「販売」、および「カスタマーサービス」といった商取引にかかわる一連のプロセス全体を効率化するもの。2015年にはソフトウェアだけでも200億ドルの市場になるとみられている。
サーチエンジンの検索結果に連動したキーワード広告が次第に浸透してきているが、どのようなキーワードを利用すればキャンペーンの効果が高まるのか、誘導するランディングページはどうすれば効果的か。天候が普段の年と違った場合、衣料品をどの地域でどの価格で販売すればいいのか、といったサプライチェーンや在庫の遣り繰りという従来からの課題もある。また、生活者の購買行動もソーシャルネットワークのクチコミに左右されるようになっている。企業にとってはゲームのルールが変わりつつあると言っていい。
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