2011年4月11日月曜日

USBメモリから WindowsXP をインストールする

CDもDVDも使わず、USBメモリのみで WindowsXP をインストールする。
• WinToFlash を使用する方法
ウィザード形式でとても簡単にインストールUSBメモリを作成できます。 少し圧縮する為、容量は小さくなるが、その分インストールに時間が掛かるそうです。
• F6回避ツール を使用する方法
日本語表記、SPやドライバの統合を同時にできる、圧縮しないためインストールスピードが速い、 フォーマットを行わないのでパーティションを切ったUSBメモリに作成できる、などの特徴があるそうです。
• いまさら、XPインストールのツボ: 快刀乱麻
• WinSetupFromUSB を使用する方法
USB_MultiBoot_10 のGUI版みたいな感じのようです。
• WinSetupFromUSBの使い方(USBメモリからWidnows XPをインストール)~パソコンパス~
• USB_MultiBoot_10.zip を使用する方法
• USBメモリからWindowsPEを起動し、WINNT32.EXE を利用してインストールする方法
• USBメモリからDOSを起動し、WINNT.EXE を利用してインストールする方法
USB_MultiBoot_10.zip を使用する方法
注意
• 1番目のハードディスクの1番目のパーティションにインストールすることしか想定されていないため、ほかのハードディスクやパーティションにインストールしようとすると、 GUIモードセットアップの直前に hal.dll または ntoskrnl.exe のエラーになります。この場合、USBメモリにあるboot.iniを編集する必要があります。
• XP SP2・SP3以外(2000, 2003, XP x64, XP SP1以前)をインストールする場合、 このUSBメモリでいったんインストールを行うと、USBメモリ上の $WIN_NT$.~LS フォルダ内にある大部分のファイルが削除されてしまいます。 したがって、 再度インストールを行う前に$WIN_NT$.~LSフォルダ内のI386フォルダ(x64の場合、AMD64フォルダ)をインストールディスクからコピーすればいいようです。
• ProduKey.exe というファイルがウィルスチェックに引っかかることがありますが、問題ないそうです。 (ウィルス対策ソフトによってはダウンロードすらさせてくれないので、ProduKey.exe を抜いたものをアップロードしておきます)
• USBメモリ内のデータは消去されますので、必要なデータが入っていないか確認してください。 また、トラブルを避けるため、ほかのUSBメモリやUSB接続のドライブ類は取り外しておくことをお勧めします。
• 管理者権限を持つユーザーで実行する必要があります。
• その他注意点:USB_MultiBoot_10.zipのFAQ集(英文)
用意するもの
• USB_MultiBoot_10.zip
• Windows XP インストールディスク
手順
1. USB_MultiBoot_10.cmd の起動
USB_MultiBoot_10.zip を解凍し、解凍先にある USB_MultiBoot_10.cmd を実行します。

コマンドプロンプトが立ち上がります。何かキーを押します。

2. USBメモリのフォーマット
USBメモリを、どの形式でフォーマットするか選択します。 FATでフォーマットする場合は p、NTFSでフォーマットする場合は h、フォーマットしない場合は n を入力し、Enterキーを押します。 (この例ではFATフォーマットを選択します)

FATフォーマットを選択すると、PeToUSB が起動します。 「Destination Drive:」のプルダウンメニューでターゲットのUSBメモリが選択されていることを確認し、Startボタンをクリックします。

二度にわたって確認を求められます。それぞれ「はい(Y)」をクリックすると、フォーマットが始まります。

下のメッセージボックスが出たらフォーマット完了です。「OK」をクリック。

3. コピー元のWindowsインストールディスクの指定・無人インストールの設定
PeToUSB を閉じて、コマンドプロンプトの画面に戻ります。 1 を入力して、Enterキーを押します。

Windows のインストールディスクが入っているドライブを選択します。

無人インストールの設定をどうするか聞かれます。 このままだと、使用者名がUserXPになるなど、勝手な設定にされてしまうので、「はい(Y)」をクリックし、すべての項目を設定した方がよいでしょう。

使用者名を入力し、「OK」をクリックします。

組織名を入力し、「OK」をクリックします。

プロダクトキーを入力し、「OK」をクリックします。

コンピュータ名を入力し、「OK」をクリックします。 * のままにすると、システムがインストール中に自動的にコンピュータ名を生成します。

Administrator のパスワードにしたい文字列を入力し、「OK」をクリックします。 * のままにすると、パスワードは設定されません。

タイムゾーンの番号を入力し、「OK」をクリックします。 日本の場合、235 です。

ワークグループ名を入力し、「OK」をクリックします。

インストール中に自動的にユーザーアカウントが作成されます。ユーザー名にしたい文字列を入力し、「OK」をクリックします。

「OK」をクリックします。

4. ターゲットドライブの指定
2 を入力して、Enterキーを押します。

ターゲットのUSBメモリを選択します。

5. LANG フォルダをコピーするように設定
「Copy LANG / WIN98X」が [NO] になっている場合、x を入力してEnterキーを押し、[YES] になるようにします。

6. ファイルコピーの開始
3 を入力してEnterを押し、ファイルのコピーを開始します。

数分後、下のようなメッセージボックスが出ます。「はい(Y)」をクリック。

ファイルのコピーが再開されます。ここでは約30分以上の時間がかかりますのでまったりと待ちましょう。
ファイルコピーの終了間際に下のようなメッセージボックスが出ます。「はい」をクリックします。

使用法
1. USBメモリから起動したら、オペレーティングシステムの選択画面になります。 1番目の項目を選択してEnterキーを押します。
2. Windows XPのセットアップが開始されます。通常のインストールと同じように、インストール先やフォーマットなどを指定します。
3. あとはインストール完了まで全自動です。

0 件のコメント:

コメントを投稿