傾聴とは、相手の話を聞きもらさず熱心に聞くこと。 具体的には、次のような動作に表れる。いずれも、相手の言っていることをしっかり聞いている姿勢を示すものだ。話を聞く心得とも言える。
話し手の方を向く 例えば、パソコンの手を止めて話し手の方を向く
アイコンタクトする しっかり相手の目を見て聞く
うなずく 首をたてに振って同意した表情をする
メモを取る 言われたことを忘れないようにメモを取る(注)
相づちを打つ 「なるほど」など声に出す
要約する 相手の話を要約して聞き返すことで、内容確認ができる
質問する 関連質問をすることによって、内容確認ができる
これらのうち上段にリストしたものは、会議などで複数の話し手・聞き手がいてもできる(1対Nのコミュニケーション)。後段は1対1のコミュニケーションに活用できる。
話すときの調子で相手に伝わるインパクトが変わるという「メラビアンの法則」がある。言葉自体が7%、口調や声の高低・大小などが38%、表情・動作など身体メッセージが55%それぞれ寄与しているという。
自分が理解して、わかりやすく相手に話す。話す目的は相手に理解してもらうことにある。相手の経験や理解度を踏まえて、できるだけわかりやすく話すことが肝要である。
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