1番目は、「じょうご型」かそうでないか、という違いです。これは、「少産少死」と「多産少死」、「ストロー型パイプライン」と「じょうご型パイプライン」という違いで指摘されています。
2番目は、次フェーズへの移行判定が明確化か曖昧か、という違いです。「人格的」と「非人格的」、「目利き」と「ステージゲート」、「偶然の発見」と「計算合理性」、という違いで指摘されています。これは、上述した「ゲート」と日本流のデザインレビューの違いです。
3番目は、社内資源重視と社外資源重視の違いです。これは、ステージゲートモデルとは関係ありませんが、日米それぞれが得意とする製品アーキテクチャ(日本が得意とするすり合わせ型、米国が得意とするモジュラー型)と関係があると考えることもできます。
| 日本企業 | アメリカ企業 |
1 | 少産少死 | 多産少死 |
2 | プロセス思考 | 目的思考 |
3 | 人格的 | 非人格的 |
4 | 目利き | ステージゲート |
5 | Serendipity(偶然の発見) | 計算合理性 |
6 | 社内資源重視 | 社外資源重視 |
7 | ストロー型パイプライン | 漏斗(じょうご)型パイプライン |
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