2011年4月13日水曜日

プロジェクトマネジメントに日米考え方の差異

 

 1番目は、「じょうご型」かそうでないか、という違いです。これは、「少産少死」と「多産少死」、「ストロー型パイプライン」と「じょうご型パイプライン」という違いで指摘されています。

 2番目は、次フェーズへの移行判定が明確化か曖昧か、という違いです。「人格的」と「非人格的」、「目利き」と「ステージゲート」、「偶然の発見」と「計算合理性」、という違いで指摘されています。これは、上述した「ゲート」と日本流のデザインレビューの違いです。

 3番目は、社内資源重視と社外資源重視の違いです。これは、ステージゲートモデルとは関係ありませんが、日米それぞれが得意とする製品アーキテクチャ(日本が得意とするすり合わせ型、米国が得意とするモジュラー型)と関係があると考えることもできます。

 

 

日本企業

アメリカ企業

1

少産少死

多産少死

2

プロセス思考

目的思考

3

人格的

非人格的

4

目利き

ステージゲート

5

Serendipity(偶然の発見)

計算合理性

6

社内資源重視

社外資源重視

7

ストロー型パイプライン

漏斗(じょうご)型パイプライン

 

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