日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は15日、APNIC(Asia Pacific Network Information Centre)におけるIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表した。
JPNICでは独自のアドレス在庫を保有せず、APNICと共有しているため、APNICの在庫枯渇によりJPNICにおいても、IPv4アドレスの通常割り振りを終了したこととなる。今後のIPv4アドレス分配方法は、「最後の/8ブロックからの分配ポリシー」(Last /8 address policy)に基づいたものへと変更になる。まずAPNICにおける最後の/8ブロック(約1,670万アドレス)からの分配を開始。本ブロックからのIPv4アドレスの分配は、新規の事業者およびIPv6への移行のために利用されるものとなる。
一方、分配済みアドレスの新たな再利用方法として、「IPv4アドレス移転制度の施行」が、2011年7月~8月をめどに検討を進められる予定。
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