米交流サイト上場、株価２倍 人気高く、バブル再来も

米交流サイト運営大手リンクトインが１９日、ニューヨーク証券取引所に株式を上場した。終値は９４・２５ドル（約７７００円）となり、公開価格４５ドルの２倍強に達した。取引時間中には一時１２２・７０ドルまで上昇した。
　市場では同業のフェイスブックとともに成長への期待が強く、インターネット関連企業株の人気が高まっていることを示した。一方、２０００年前後の「ネットバブル」再来を懸念する声も出ている。
　リンクトインはカリフォルニア州を拠点に、０３年にサービスを開始。会員はサイトで学歴や職歴を登録し、ビジネスでの人脈作りに生かしている。