2011年5月31日火曜日

Microsoft、タブレット向け『Windows 8』を発表へ

報道によると、Microsoft は『iPad』などのタブレット PC への対抗策を、31日に開幕する『D: All Things Digital』カンファレンス (D9) で披露する準備を進めているという。

D9 では、6月1日午前に Microsoft で『Windows』および『Windows Live』部門のプレジデントを務める Steven Sinofsky 氏が、NVIDIA 製『ARM』系プロセッサファミリ『Tegra』上で動作する開発中のシステムを披露する予定だ。Bloomberg のニュースサービスは、Microsoft の計画を知る匿名の3人から情報を得たとして、この話を26日に確認したと報じている。

タブレット PC 上で動作する ARM 版『Windows 8』を Sinofsky 氏が D9 で披露するという噂は、技術系 Blog『WinRumors』が23日に伝えている。

Microsoft は24日にニューヨークで開催したイベントにおいて、『Windows Phone 7』(WP7) の次期アップデート版『Mango』(開発コード名) についても同じようなお披露目を行なっており、500もの新機能が加わる予定だと述べている。

一方、Bloomberg によると、Microsoft の OEM 部門バイスプレジデントを務める Steven Guggenheimer 氏も、台湾で開催されるイベント『COMPUTEX TAIPEI 2011』において、ARM タブレット上で動作する Windows 8 のデモを行なう予定だという。

ARM 系 CPU は、スマートフォン用のプロセッサとして圧倒的に多く利用されており、Google の『Android』システムの基盤にもなっている。

Microsoft は、タブレット PC 市場において後手に回っていると各方面から見られており、すでに第2世代に入っている Apple の人気製品『iPad』にかなり後れを取っている。

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