2011年5月25日水曜日

“失敗”しないTwitterの使い方

ソーシャルメディアは「ソーシャル・ネットワークで結ばれた人同士の間に時間をかけて育まれる信頼。あるいは尊敬。あるいは評価」の増加・蓄積が重要だこと、今となっては肌感覚として理解できよう。よって、「企業が資金力にモノを言わせてソーシャル・ネットワークを牛耳ろうとすれば、かえって企業ブランドを低下させてしまう」ということも"常識"として受け止められる。

 特にTwitterについては、「ただ一人の顧客を想定する」という指摘をあらためて肝に銘じておきたい。ソーシャルメディアで大切なのは、「時間をかけて育まれる信頼。あるいは尊敬。あるいは評価」の獲得である。よって、グループセグメントの考え方で、不特定多数に向けて最大公約数的なメッセージを投げ掛けてもうまくはいかない。企業がTwitterを使う場合も、「心地よく実り多い対話」ができるよう、「実在する顧客」に向けて、同じ一人の人間として対等な視点で語り掛けることが大切であり、そうすることで初めて信頼の輪は広がって行くのだ。

 また一方で、「信頼。あるいは尊敬。あるいは評価」が大切という指摘は、「ソーシャル・ネットワーク上でやってはいけないこと」に対する注意も喚起してくれる。

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