2011年4月12日火曜日

震災で再認識されたクラウドの価値

 東日本大震災の被災者支援や企業の復興に、クラウドコンピューティングが活躍している。「システム構築の迅速さ」というクラウドの特徴と、災害対策に求められる「即応性」がうまく結びついたようだ。
 また、大規模な災害では被災者やその家族、関係者の数も多数になる。情報が集まるWebサイトにはアクセスが集中してしまい、情報発信に支障を来たす可能性もある。
 被災者やその関係者にとって、自治体や公共団体の発信する情報は生命線になる。しかし、一般に自治体や公共団体のWebサイトは大量のトラフィックをさばくようには作られていない。震災発生当初は、サーバーが無事でもアクセス集中でレスポンスが低下したり、ほとんど使えない状態に陥った自治体サイトも少なくなかった。
 

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