2011年4月25日月曜日

Microsoftのクラウドサービス「Office 365」

 Microsoftのクラウドサービス「Office 365」が、満を持して登場した。「Word」「Excel」などのOfficeアプリケーションを、Webを経由してサブスクリプション形式で提供するサービスで、4月17日にパブリックベータとして公開された。Microsoftはプロダクティビティ・スイートでは最強の地位を維持してきたが、クラウドではGoogleなどに挑戦する立場となる。
 製品内容についてはどうだろう? ComputerWorldは、3つの長所と2つの短所を挙げている。長所はまず、ExchangeとOutlookだ。クラウドでもきちんと機能しており、使いやすく、IT部門の作業を軽減するだろうとみる。2つ目は、モバイル対応。「Windows Phone 7」はもちろん、「iPhone」「Android」(一部機種)「Blackberry」(「Blackberry Internet Service」が必要)で利用でき、設定が「驚くほど容易」と絶賛する。そして3つ目は、オンプレミスでは設定が複雑とされるSharePointが、クラウド経由で利用できる点だ。
 逆に短所については、1)Webサイト関連(作成ツールの使い勝手、自社で構築したWebサイトはホスティングできない)、2)各コンポーネントの統合が貧弱——の2つを挙げている。

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